8月も終わりですね。
写真は、8/9 17:09 多摩モノレールからの空です。
雲の割れ目からは、光が・・!!。
この雲、「涙雨」の映像の雲ににてるかも↓。
涙雨 (黄月家middle Kさんの作品) - YouTube
下の写真は、8/6 18:28 立川の空。
龍と龍?(白狐?)が、meetingな感じに見えまして・・。
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東京多摩地方は、暑い日が続いています。
こんなときこそ、自己ケア大事さを感じますが、いかがでしょうか?。
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今回のテーマは、「睡眠」
5・6月あたりに、NHKで「睡眠」がテーマの番組があり、
メンタルや、脳や、カラダに、気になる内容でしたので、
まとめてみたいと思いました。
脳が稼働すると、「アミロイドβ」というタンパク質が出るのですが、
「アミロイドβ」とは、脳の老廃物。
「アミロイドβ」は、粒子状の状態ですと、
有酸素運動や生活の中で排出できるしくみですが、排出が追いつかず貯まると、
アルツハイマー病の原因の老人斑という固まりになります。
アミロイドβが、貯まると、頭痛や脳の機能低下、
脳細胞の萎縮に関わる性質が示唆されています。
ラドバウド大学シャーゲン准教授らによる、実験で、
睡眠と徹夜のグループを調査した結果、
10時間後、睡眠組みは、アミロイドβが減っていたのに対して、
徹夜組みは、アミロイドβが増えていたという結果から、
アミロイドβは、「睡眠」中に排出されることがわかり、
さらに、
ワシントン大学医学部神経学デイビット教授らの実験で
睡眠中の動きが少ない、良質な(眠りの深い)睡眠では、
89%以上のアミロイドβが排出し、
睡眠中の動きが多い、睡眠の場合は、
75%以下のアミロイドβの排出量に止まったというデータから、
深い睡眠を充分取ると、アミロイドβが、
ほぼ、排出できることが解って来たとのこと。
睡眠中、脳細胞の間に隙間ができ、その隙間を通って効率的に脳の老廃物を排出する流れの映像データもあった。
では、アルツハイマーやうつの原因となる脳の疲れを解消(排出)するために、
必要な睡眠時間は、どの程度の時間なのか?
「NHKスペシャル睡眠負債が危ない」によれば、
成人で、8時間前後
中高生、8時間前後
小学生、9時間程度
幼児、 10時間程度
とのことでした。
NHK睡眠負債チェック調べによれば、
回答者の平均睡眠時間は、5時間58分
現代日本は、睡眠不足の傾向が高いことが解ります。
睡眠不足することで、
・仕事の効率が低下
・意欲の低下
・病気、病欠
・死亡リスク
が増える。
ラント研究所の報告によれば、
日本人の睡眠の短さが、15兆円以上の経済損失を生んでいる、そうです。
ウツや心の不調も、睡眠不足から始まるというデータもあります。
参照:
「ガッテン_ これが世界最先端!“認知症”予防SP」 NHK2017年5月17日放送
これが世界最先端!“認知症”予防SP - NHK ガッテン!
「NHKスペシャル睡眠負債が危ない」NHK2017年5月17日放送
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実際、これらの番組を見るまでの私の睡眠時間は、
平均6時間ぐらいでしたし、
若かりし頃、
過去CGの仕事をバリバリしていた頃は、平均4時間ぐらいでした。
その頃は、カラダの疲れもとれず、肩こりや腱鞘炎や頭痛など、
体調不調が沢山有りましたし、
脳も常に茶ガラ状態で、ボケボケも多く、
ミスも多く、気分や気持ちも、下げ下げが続いていた頃が長くありました。
睡眠のメカニズムが解ることで、
不調の悪循環の理由の一端も解ることになりました。
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また、最近では、
良質の睡眠(熟睡)をとることで、
ストレスホルモンが低下し、ストレスホルモンが低下すると、
さらに、血糖値が下がり、血糖値が下がると、
さらに、交感神経が下がる、
ということが解ってきました。
つまり、睡眠の質を高めることで、成人病が改善するという効果があるようです※。
(※ガッテン_最新報告血糖値を下げるデルタパワーの謎_NHK2017.2.22放送)
世界の睡眠時間は1960年(8時間13分)にくらべ、2015(7時間15分)は、
1時間短くなっている。
OECD_2009の調査によれば、
世界の睡眠時間は、
1位)フランス_8時間後半
2位_アメリカ、3位_スペイン
日本は最低レベルとのこと。
NHK睡眠負債チェック調べによれば、
回答者の平均睡眠時間(2017日本)は、5時間58分
現代日本は、睡眠時間が、圧倒的に少ないことがわかります。
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現代日本の現実は、
フランスやアメリカと比べると、
日々、約3時間弱、睡眠時間が短く、結果、命を削っている、と考えると、
胸が痛くなります。
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そんなこんなで、
私の方は、「なるべく、睡眠時間を確保する」を
課題に、ここ3ヶ月ほど、過ごしてみました。
そうすると、やはり、時間は有限なので、
取捨選択の必要性が出てきます。
優先するモノ、自分のとって、本当に必要なこと、
自分の大事なこと、それは何か?
私の場合、ここ3ヶ月で随分変化を感じます。
あることを、手放すのは、やっぱり勇気が要るし、
変化も恐い部分もありますし、
人間関係もそれに応じて変化もありましょう。
距離の出来る人もいる。
だけど、その分、よく考えて、
大事なモノを優先することで、
去って行くモノコトを、執着せず成り行きに任せる。
そこには流れが生まれて、
去って行くモノコトは、私よりももっと、より合うところへ流れてゆける訳です。
願います。
みんなに、コト、モノに、自身の未来を選ぶチカラがあるのだと。
変化はあったものの、
自分は、これまで、随分ムリしていたのだなと感じました。
残ったものだけでも、ちゃんと向き合うだけで、手一杯なのですから。
なんて想いつつ、
今年の盛夏が過ぎていく、季節になりました。
さて、今度は、残ったモノをひとつづつ、カタチに、
気持ちを込めて参ります。
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「自分にやさしく」ってどんな感じなのか?、
具体的に考えてみたら、やっぱり、自分への声かけかなと、ふと、想いました。
「やさしく」とは、甘やかしでも嘘でもありません。
認知療法の要領です。
自分に対する否定的な認知を変えていくこと同じ手法です。
そのための、意味合いは、
自分を認めてあげること(受容と共感)、なのだろうと想います。
今の自分を、「抱きしめて」あげる言葉を、
かけてあげることなのではないでしょうか。
自分を抱きしめてあげるような言葉、
私は、痛みを抱えている私に
「よくがんばった」と「そんな君は人間らしい」と
伝えてやることにしました・・。
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今度、みなさんの夏のお話し聴かせて下さい。