外は激しい雨が降っています。東京も梅雨入りしましたね。
今年はエルニーニョとなりそうとのこと、梅雨も長引くようですね。
それなりに、6月を参りましょう。
最近は、多忙で、疲れ抜けなくて・・疲れ気味でしたが、
元気です。今年は花粉系のアレルギーが全然治まらなくて、
マスクが欠かせないのですが、梅雨になったので楽になるといいなぁと思ってます。
さて、しばらくぶりですが、クリエイティブディレクションさせていただきました
「日本の童謡」CD、私のお気に入りの絵「月の沙漠」です。
この曲は他の童謡と違って著作使用料が高いのです。
今回は、他の曲の6倍の著作権使用料をコロンビアに支払い、更にJASRACに作詞の使用料の支払が別途支払っています。
つまり、「月の沙漠」は1曲で他の曲の7倍の著作権使用料がかかるという訳です。手頃な定価設定の場合、採算性を考えると、なかなか選択しがたい曲なのです。
ですので、この曲数と価格設定で、このレアな曲「月の沙漠」入り、貴重な童謡集になりました。
この歌の月は、おそらく、26夜月だと思いました。丑三つ時に東の稜線に昇る月で、これから無(新月)に帰る欠けゆく刹那の月、折三尊が合われるという月です。夜明けには空に昇りやがて白くなります。王子と姫はなぜ目立つ白装束で、なぜ夜中に二人きりで、どこへ行くのだろう?と考えました。 彼らが目指したのは、おそらく別の世界(黄泉の国)、月はその入り口なのだと思いました。だけど彼らは月の住人じゃないから、別の世界ではきっと生きていけないのだろうと思います。それでも二人きりで月を目指すほどの物語がそこにあるのだと思います。
東京砂漠なんて歌がありましたが、この世は砂漠だと感じるときそこには絶望感が存在する気がします。沙漠は砂漠と違い、ゴツゴツゴロゴロとしたイメージなのだとか。まるで月の表面のイメージです。この絵では、歌4番の「広い沙漠を一筋に」の歌詞のイメージして、一筋の足跡が引き立つよう沙漠の表面はゴロゴロは描いていません。一筋に寄り添った足跡が、彼らの揺るがぬ覚悟のように思えてなりません。ところで、ラクダの足跡はハート型って知ってますか?。彼らの過ぎた後にはハートが沢山寄り添って繋がっています。刹那すぎます。
詳しくは、日本の童謡HPにて
http://www.mio-music.com/jcsongCD/
空は梅雨ですが、暑さ休めですね。
どうぞ、良き金曜日を!。
- アーティスト: Music Instructive Office 熊澤弥緒
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- 発売日: 2014/04/26
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