ココロド_黄月家K's weblog

考えすぎ? ココロド_心理カウンセラー_黄月家Kの 思考いろいろ、ものづくり、カウンセリング心理学、時々庭、時々日記です。

「行動変容」とバイアス

庭にテントウムシ来ました。
庭は変わらずです。ほっとします。

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庭のテントウムシ

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今日のテーマは「行動変容」と「バイアス」


3月の下旬に少し、新型コロナ対策の緊張が緩んだ時期に、
学校や仕事の打ち合わせがありました。

昼食なしで、例年より簡素だったと思いますが、
全国的に学校も休校で、新型コロナ対策に用心していたから、
心理的には、ちょっと抵抗ありましたが、
仕事なので行きました。
(仕事なので行く←これ「べき思考バイアス」)


初めてお逢いした方いまして、
ご挨拶の時に、お互いにマスクを外して、
近い距離で、ご挨拶しました。

最初のご挨拶なので、
顔がわかった方が良いだろうと思ったり、
あるいは、マスクだと失礼かもと思ったかも、
あるいは、相手がマスクを外したので・・。
あるは、親しみを示したくて・・。
(↑これ、「べき思考バイアス」です。)


これから、2週間ちょっと、
感染者が増える度に、自分がとっさにマスクを外したことを、
後悔しました。


自分が感染していれば、
相手も感染させてしまう可能性もあるし、

自分が感染すれば、
身近な人の生活や体調や命に影響してしまう。


今思えば、お互いにマスク外す行動は、
あの時、本当に必要だったのだろうか?


そんなリスクを、
とっさにしてしまった行動をふり返り、
自分の思考クセ(バイアス)、習性によってしてしまったと感じました。


「行動変容」とは、「当たり前」を、柔軟に
状況によって、変えていくことを選択することだったりします。


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東京は、新型コロナウィルス感染症のいろいろで
外出自粛やら、緊急事態宣やら、いろいろ日々めまぐるしく、
自分のペースをつかむのが難しいこの頃です。

世界の数字を見ていると、
経験したことがないような、想像を超えた事態と感じます。

近年、ウイルス絡みのドラマなどなりましたが、
ついこの前まで、ドラマや想像の世界のお話しが、
現実の我々の廻りに繰り広げられている。

さて、この想像を超えた事態に、
ニュースやアナウンスで、

「行動変容」

という言葉を聴きます。

今、みなさんの「行動変容」が必要という内容です。

心理学ではおなじみの言葉でもあります。

何かを変える、不具合を変える、
不具合のループから抜け出すために、
「行動変容」が大事になるからです。


「行動」とは、「思考」よりも、「現実」側の階層になります。


行動が変わると、環境や人の流れが変わり始めます。

変わり続けることで、自分の丁度良いところに収まるような流れになります。

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だけど、人間は「現状維持バイアス」があり、
変わることに不安を感じる傾向があるため、
多くの人は変化を好みません。


バイアスとは、傾向、偏見、偏り、先入観という意味です。
つまり、固定概念だったり、思いグセ、考え癖だったりもします。

 

バイアスは、人間の防衛機能や思考によるところが大きいので、
人間であるかぎり、誰もが、いくつか持っています。
私も、持っています。
持っていることが悪いことなわけじゃないですが、
状況が変化しているときは、
変化に柔軟になれれない原因になります。


特に防衛心が強い時に、はまりがち(固執的)になります。


他にも、「行動変容」を邪魔するバイアスが沢山あります。


「バイアスの盲点」
 自分はバイアス(偏見や先入観)が少ないと考えるバイアス。

心理的リアクタンス 」(Reactance)
 他人から選択を強制されたりすると、例えそれが良い提案であって反発する傾向。


以下は、憂うつのループの原因と言われる「否定的自動思考」に分類されるバイアス


「全か無かの思考」
 善か・悪か、白か・黒か、上か・下かなど、2極ですか思考できず、
 バランスや調整的思考が難しい。

「~すべき思考 」
 他人に対し、その人が直面しているケースに関係なく、
 彼らは道徳的に「すべきである」「しなければならない」と期待すること。

「行き過ぎた一般化」
 経験や根拠が不十分なまま早まった一般(全体)化を下す。

「心のフィルター 」
 物事全体のうち、悪い部分のほうへ目が行ってしまい、
 良い部分が除外されてしまう。

「マイナス化思考」
 上手くいかないことを当たり前と考える。

「結論の飛躍」
 一つの事象を、全体と思う(勘ぐり、予言、レッテル貼り)

「拡大解釈、過小解釈 」
 良いコトを過小評価し、悪いことを過大評価する

「感情の理由づけ」
 感情移入すると、合理的な判断ができなくなるにもかかわらず、感情を正当化する

「レッテル貼り」
 思い込みを、人物像や行動に帰属させて、ネガティブなレッテルを張ること。
間違った認知により誤った人物像を創作してしまう。

「自己関連づけ・個人化」
 なんでも「自分のせい」と思い込む


参考サイト:

認知バイアス一覧で社会心理学入門

認知バイアス一覧で社会心理学入門〜社会科学の知の蓄積を活用した社会教育の実現に向けて〜効果、錯誤、誤り、仮説一覧〜

 

 関連する 私の過去のWeblog

kizuki-ya-k.hatenablog.com

kizuki-ya-k.hatenablog.com


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「行動変容」が難しい時は、

 

行動の障害になるものは、
他にも、「時間がない」「お金がない」「自信がない」などの、
気持ちのなさを、「言い替え」したりする傾向もあります。
だいたいの人が経験済みだと思います(笑)。

 

「行動」の変容なのですが、
実際には「思考」のバイアスが影響していることが多いです。

もっと入り込んで言えば、
「気持ち」がない=本気ではない、から、
「思考」に留まっているということになります。


それはそれで、

少々厳しめに言えば、
「気持ちのない」ところへ、自分の行く手が繋がるという意味で、
自分に丁度良い場所に、繋がる訳です。


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自分の思考がバイアスだと解ると、
思考を切り替えるチャンスにつながります。


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今は、新型コロナウイルスの蔓延を食い止められるため、
人々の「行動変容」による協力が必要になっています。

 

行動を変えるってことは、
「思い込み」を変えることだったりします。

 

「あれはできない・・」、「これはムリ・・」を、

 

人や自分を大事にしながら、
「ああしたら出来るかも」、「こんな手もある」に
変えていく勇気が大事ということです。

 

ムリなんてしなくていいです。

 

自分に出来ることを、変化に有効なやり方で
「柔軟になる自分」を「励ます」だけで、良いのだと思うのです。

 
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正直、自分の生活も余裕なく、で、
状況もめまぐるしく変わり、
他者に言葉を連ねることも、自分の中で抵抗も、あります。

自分なんて・・という・・
自己卑下(I'm not OK)に陥っている心理状態にも気づきます。

私に出来ることをしようと、思って、行動してみました。
余裕のない今の私にとっては、
不安と表裏一体の部分もあります。

こんな時期に、ブログに言葉を連ねることに、結構勇気が要ります。

どうぞ、私が自分のブログで発言することを許してください。